フーテンのあるるかんの特撮三昧の備忘録

日常と特撮について語るブログです。

ウルトラマンデッカーとウルトラマンブレーザーを見ていてどちらも映像とともに演出など色々と工夫されているなと感心している最近の私です。

令和になってウルトラマンタイガから現行のブレーザーまでの作品群を輩出し、ニュージェネレーションヒーローとして総決算したタイガからZへの変遷を経てティガとダイナのリブートを行ったトリガーとデッカーでしたが、とりわけデッカーの演出や魅せ方やキャスト陣のすばらしさ、脚本と映像の切り取り方が素晴らしく新たな挑戦をしていて、見事に令和の特撮、令和のウルトラマン像を構築するに至ったと感心しきりでした私個人的にも。

 

そして現行のウルトラマンブレーザー、これは本当に挑戦し続けているウルトラマン像のアグレッシブに追及する作品であると同時に、野生児ののような狩猟民族のような新たなスタンスのウルトラマンであるという仮面ライダーアマゾン仮面ライダー響鬼のような刷新し、新規開拓を目指すリブートに対を成す完全新生を謳ったようにも思えます。そしてその前作デッカーをそれらの広大な実験場としつつ、そこで培われた要素と演出方法と作劇法を活かしつつ、果敢に挑戦しているのが、今作ブレーザーでもあると思えるのです。

 

デッカーにおいてはダイナの正統な続編としての位置を確立し、ダイナ本人も未来から救援に来るなどサプライズ要素は劇場版も見受けられトリガーから受け継ぐ要素を活用しつつ、メカニックと人が乗る戦闘機にはやはり燃える要素は満載でしたし、何より人、異星人、そしてウルトラマンが手を取り合いスフィアという人類や知的生命体の可能性を否定する存在に打ち勝つのがダイナでも出来なかった大団円を生みました。

 

 

それは令和の新たなるウルトラマンの地平に輝く新たなる光そのものでした。現行のブレーザーにも大きな期待を寄せて、これからも期待に胸躍らせながら視聴を続けていこうと個人的には思っています。